枝光由嘉里

展示エリア / 場所

Exhibition Area / Place

旧舘家住宅

Kyu Tachi-ke Jutaku

展示プラン要約

Exhibition Plan Summary

油絵の小さいキャンバスを数十枚用意し、それを縦横に敷き詰め１枚の大きな絵画作品にする展示を試みています（キャンバスのコラージュ）。木造の日本家屋に、鮮明な色の絵画を展示してみたいと思いました。

I am trying to create an exhibition where I prepare dozens of small oil painting canvases and lay them out horizontally and vertically to form one large painting (canvas collage). I wanted to display brightly colored paintings in a wooden Japanese house.

自己紹介

Biography

京都市立芸術大学大学院を修了後、文化庁海外芸術家派遣でニューヨークのISCPに参加、渡米する。抽象絵画を基礎として、コラージュ、写真も同時に取り組み、交互作用する制作スタイルを継続している。仕事としてZarina Hashmiのヘッドプロダクションアシスタントを彼女の生涯最後の１４年間務める。日本での展示は、VOCA’98/上野の森美術館、セゾンアートプログラムアートイング東京2000などがあり、ニューヨークではChashama Lobby Gallery、mhPROJECTnycでの個展、Queens International 2006, NY日本人女性作家１６人展などのグループ展がある。

I don't think that the admiration and threat that humans feel toward the sun, moon, stars, and their natural phenomena is felt only by those of us living today. I imagine that ancient people looked up at the sky in the same way and asked the same questions of human existence, "Who are we and where are we going?'' I want to create works that address the primitive thoughts that humans feel, as well as the aspirations and passion for eternal natural phenomena.

アーティストステートメント

Artist Statement

太陽や月や星、またその自然現象に対する人間の憧れや脅威は、今生きている私達だけが感じてるものではなかったと思います。古代の人も同じように空を見上げ、「私たちは誰で、どこへ行くのか」という人間存在の問いかけを同じように繰り返して来たと想像しています。私は人間が感じているこのような原初的な思いや、永遠の自然現象に対する熱望や情熱に向けて作品を作りたいと思っています。